2019年08月01日
こんにちは!
熱中症には注意していきたいと常に考えております!
サキ一級建築設計事務所のT倉です!
前回の続きになります「高気密・高断熱について」シリーズ!!!
今回は、「総括編」をご案内いたします。
まずはC値、Q値、UA値についてのおさらいをします。
・C値
C値というのは「相当隙間面積」のことで、簡単にいうと
「どれくらい家にすき間があるのか」を示した数値です。
C値が低ければ低いほど隙間が少ない家=高気密な家である
・Q値
Q値(熱損失係数)は「建物の断熱性能」を示した数値です。
各部位の熱の逃げる量(熱損失量)を計算し、
熱損失量を合計したものを延床面積で割って計算します。
この値が小さいほど断熱性能が高いということになります。
・UA値
UA値(外皮平均熱貫流率)というのは簡単に言うと、
「建物からどれだけ熱が逃げるか」を示した数値です。
建物の内外の気温差が1℃のとき逃げていく熱量を、
壁や窓、屋根、床など外部に触れているところの
全部の面積(外皮面積)で割ったものです。
つまり、数値が低ければ低いほど断熱性能が高いということとなります。
あれ??
Q値とUA値ってとても似てますよね。
ここでQ値とUA値の違いをお伝えいたします。
Q値を計算する際は「同じ断熱性能の材料」を用いて建物を建てても、
熱損失量を延べ床面積で割るため、同じ延べ床面積であれば
熱損失量の少ない、「単純な形状の建物」や
「外壁・屋根(天井)の小さな建物」の方がQ値は小さくなります。
つまり、同じ形状の建物なら延べ床面積が大きい程
Q値が小さくなってしまうんです
対して、UA値は
建物の延べ床面積だけでなく「外壁」や
「屋根(天井)」の面積を足した「外皮面積」で算出されます。
UA値なら建物の形状が複雑になったり、延べ床面積が大きくなっても、
算出される数値がバラつきづらいんですね~。
なのでお家の性能を比較する際には、
Q値とUA値の両方をぜひ比べてください!
いかがでしたでしょうか?
文字ばかりでわかりづらいところもあったとは思いますが
これで「高気密・高断熱シリーズ」を完了とさせて頂きます!
次回は、また別のシリーズをお伝えしてまいります☆
ぜひともお楽しみに♪
以上、T倉でした!
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